オーストラリアの銘醸地から届く「Auld Family Wines」の魅力
オーストラリアワインの多様性と高品質を体現するワイナリー「Auld Family Wines（オールド・ファミリー・ワインズ）」は、南オーストラリア州の銘醸地であるイーデン・ヴァレーとバロッサ・ヴァレーのブドウを使用し、伝統と革新を融合させたワイン造りを行なっています。今回はその魅力と、産地別のワインの特徴をご紹介します。
Auld Family Winesとは
Auld Family Winesは、6世代にわたりオーストラリアのワイン業界に携わってきたオールド家が手がけるワイナリーです。160年以上もの歴史を持ち、現在のオーストラリアのワインの歴史において、重要な位置を占める彼らは「土地と歴史、家族の物語をボトルに詰めること」を理念に掲げ、各畑の個性を引き出す丁寧な醸造を行なっています。 限られたロットで造られるワインは、地元オーストラリアのみならず、世界中で高く評価されています。
南オーストラリア州の銘醸地
■イーデン・ヴァレー（Eden Valley）
イーデン・ヴァレーは、バロッサの東側に位置し、標高400〜500mの丘陵地に広がる冷涼な産地です。バロッサ・ヴァレーの温暖な気候とは対照的に、イーデン・ヴァレーは昼夜の寒暖差が大きく、特にアロマティックな白ブドウの栽培に適しています。その中でもリースリングは、オーストラリアを代表する品種として高く評価されています。
【再入荷・新ヴィンテージ】Wilberforce Eden Valley Riesling / ウィルバーホース・イーデン・ヴァレー リースリング
品種：リースリング 100%
ヴィンテージ：2024
アルコール度数：12.0%
醸造方法：イーデン・ヴァレー内の樹齢は8年～15年とエリアの中では比較的若いブドウ樹からブドウを収穫。2024年のイーデン・ヴァレーは、乾燥した始まりから成長が順調に進み、春と秋の雨が収穫を支えました。暖かく乾燥した夏と涼しい夜のおかげで、ブドウはしっかり熟しつつ、酸味と香りが保たれました。
味わい：花のような香りに柑橘のニュアンスが重なり、核果とハニーブロッサムの風味が広がります。厚みのある果実味と地域特有のミネラル感が調和し、イーデン・ヴァレーらしいキリッとした酸で締めくくられる一本です。
フードペアリング：アジア風の新鮮なシーフードサラダと一緒に楽しむのがおすすめ。リースリングの自然な酸味は、暑い夏の日に脂の乗った魚料理にさっぱりとした切れ味をもたらします。
希望小売価格：3,800円(税抜)
■バロッサ・ヴァレー（Barossa Valley）
バロッサ・ヴァレーは、オーストラリアでも最も歴史のあるワイン産地の一つで、ドイツ系移民の影響を受けたワイン文化が色濃く残る地域です。温暖な気候と乾燥した環境、樹齢の高い古木が豊富に存在することから、特に赤ワイン用ブドウの栽培に適しており、シラーズはこの地域の代名詞といえる存在です。
【再入荷・新ヴィンテージ】Wilberforce Barossa Cabernet Shiraz / ウィルバーホース・バロッサ カベルネ・シラーズ
品種：カベルネ・ソーヴィニヨン 65%, シラーズ 35%
ヴィンテージ：2021
アルコール度数：14.5%
醸造方法：バロッサ・ヴァレーの樹齢は8年～15年とエリアの中では比較的若いブドウ樹からブドウを収穫。古木でなくともドライファーミングを可能にしており、深い地中からの成分を得ている。新樽のフレンチオーク(25%)で16ヶ月間熟成。 2021年はバロッサ・ヴァレーの優良ヴィンテージの一つ。安定した降雨と涼しい夏のおかげで、ブドウは健全に育ち、理想的な房を形成。2020年比で収穫量は111％増と、希少で高品質な年となりました。
味わい：ダークベリーや熟したプラムの香りに、スパイスとハーブが重なります。滑らかな口当たりで、果実味・スパイス・土のニュアンスがバランスよく広がる上品な味わいです。
フードペアリング：中東風の炭火焼き野菜、濃厚なインドカレー、またはじっくり煮込んだラム肉と合わせるのがおすすめです。
希望小売価格：3,800円(税抜)
Auld Family Winesの魅力
Auld Family Winesは、それぞれの産地のテロワールを忠実に表現しながら、飲み手にとって親しみやすい味わいを実現しています。 オーストラリアワインの奥深さを知るうえで、Auld Family Winesはまさに最適な一本です。ぜひこの機会に、その魅力をご体感ください。